東本願寺を知る 東本願寺の基本情報

宗旨

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本尊 阿弥陀如来あみだにょらい
正依しょうえ経典きょうてん 仏説無量寿経ぶっせつむりょうじゅきょう大経だいきょう
仏説観無量寿経ぶっせつかんむりょうじゅきょう観経かんぎょう
仏説阿弥陀経ぶっせつあみだきょう小経しょうきょう
宗祖 親鸞聖人
宗祖の主著 顕浄土真実教行証文類けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい教行信証きょうぎょうしんしょう
宗派名 真宗大谷派
本山 真宗本廟しんしゅうほんびょう(東本願寺)
京都市下京区烏丸通七条上る

東本願寺について

浄土真宗「真宗大谷派」の本山で「真宗本廟」といい、一般に「東本願寺」と呼ばれています。
御影堂ごえいどうには宗祖・親鸞聖人の御真影ごしんねいを、阿弥陀堂にはご本尊の阿弥陀如来を安置しています。宗祖親鸞聖人の亡き後、聖人を慕う多くの人々によって聖人の墳墓の地に御真影(お姿をそのまま写して作られた木像)を安置する廟堂びょうどうが建てられました。これが東本願寺の始まりです。
境内建物は江戸時代に4度の火災に遭い焼失しましたが、現在の建物は、全国のご門徒のご懇念こんねんにより、明治時代の再建さいこん事業によって完成したものです。2011年の宗祖親鸞聖人七百五十回御遠忌ごえんきの特別記念事業として大規模な修復がなされ、現在、御影堂・阿弥陀堂・御影堂門などの6棟は国の重要文化財に指定されています。

  • 御影堂
    御影堂
  • 阿弥陀堂
    阿弥陀堂
  • 御影堂門
    御影堂門

門首の紹介

門首もんしゅは、真宗大谷派のすべての僧侶及び門徒を代表して、真宗本廟の宗祖親鸞聖人御真影のお給仕と仏祖崇敬ぶっそそうきょうの任にあたるとともに、僧侶及び門徒の首位にあって、同朋どうぼうとともに真宗の教法を聞信する地位として定められています。
現在の門首は、第26代大谷暢裕おおたにちょうゆう門首です。

大谷暢裕(釋 修如)
第26代 大谷暢裕門首

略歴

1951(昭和26)年生まれ。1952(昭和27)年に、父親・大谷暢慶氏(能明院のうみょういん)の南米開教区開教使発令に伴い渡伯し、サンパウロ大学物理学部学士課程卒業後、航空技術研究所に勤務。
2011年11月に、真宗大谷派の鍵役・開教司教に就任し、2014年4月に門首後継者に選定される。第25代大谷暢顯門首(現:前門)の退任に伴い、 2020(令和2)年7月に、第26代門首に就任した。

就任にあたっての挨拶

このたび、全国の門徒同朋の皆さまの信託をいただき、真宗大谷派第26代門首の座を継承させていただくことになりました。

ここに大谷暢顯前門首が24年にわたり教法聞信きょうぼうもんしん本廟護持ほんびょうごじの門首の責務を全うされ、同朋との交わりを深めてこられたことに、心からの敬意と感謝を申し上げます。

思えば10年ほど前、鍵役、開教司教のお話をいただき、2014年には門首後継者に選定いただきました。ブラジルで育ち、何も分からず不安な思いを抱えながらでありましたが、多くの方々にお支えをいただき、今日まで歩みを進めることができました。

この上は、同朋会運動どうぼうかいうんどうをとおして確かめられた「宗憲」のもと、皆さまと共に真宗の教法を聞信し、仏祖崇敬ぶっそそうきょうの任にあたり、同朋社会の実現に身命を賭してまいる覚悟であります。

願わくは、宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要きょうさんほうようを機縁として、世界中に南無阿弥陀仏のみ教えを届けるべく、力を尽くしてまいりますので、皆さま方からのご支援を、何卒よろしくお願い申し上げます。

大谷暢顯 前門
大谷暢顯おおたにちょうけん 前門ぜんもん (第25代門首)
大谷 裕 新門
大谷おおたに ゆう 新門しんもん (開教司教)