帰敬式(おかみそり)
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人生の新たなスタートを帰敬式(ききょうしき)から。

帰敬式Q&A

仏弟子って何ですか?

仏さまの教え(南無阿弥陀仏)を依りどころとして生きる者となることです。その仏弟子となる儀式が帰敬式です。自分中心の生き方からご本尊=南無阿弥陀仏を中心とする生活の歩みが始まることですね。

帰敬式はどういうことをするの?

帰敬式は、昔から「おかみそり」とか「おこうぞり」という名前でも呼ばれていますが、ご本尊の前で「三帰依文」を唱和し、執行者からおかみそり(剃刀)が3度、頭にあてられます。おかみそりは、実際には髪を剃ることはありませんが、髪をおろすことをかたどった儀式なんです。

三帰依文って何ですか?

三帰依文は、お釈迦さまが教えてくださった「法」と、法に目覚めた「仏」と、その仏の教えられる法を依りどころとする人の集まり(=「僧」)の3つを「三宝」といい、そのことを大切な宝ものとして生きていきますと、ご本尊の前で確かめるものです。

「髪をおろす」ってどういうこと?

お聖教の中で「勝他・利養・名聞の3つのもとどり、髪をそりすてる」ということが伝えられています。人を軽んじ、財産や名誉にこだわる私たちに、仏さまの教えを依りどころとして生きる者となることを教えておられます。

親鸞聖人も仏弟子になられたの?

親鸞聖人は9歳の時、青蓮院の慈鎮和尚のもとで出家得度されたと伝えられていますが、聖人自らが三宝に帰依して生きる身と決定されたのは、29歳の時で法然上人との出会いによるものでした。聖人はその回心を「建仁辛の酉の暦、雑行を棄てて本願に帰す」と語られています。
以来、聖人の教えを受けたお弟子をはじめ、多くの人びとが仏さまの本願の教えに出遇い、三宝に帰依して生きられました。それが「おかみそり」といわれ伝えられてきました。
「おかみそり」は1876年に「帰敬式」と名が改められました。

受式後は、どんな生活をしたらいいの?

南無阿弥陀仏を中心とする生活を歩み始める誓いを立てたわけですから、まず食前・食後のことばを唱和することから始めてはいかがでしょう。お念仏を称えて「いただきます」「ごちそうさま」ということは、大切なことです。
また、ご本尊を安置する「お内仏」の前に身をおくことが大切です。帰依三宝のうち、仏さまに帰依するということは、ご家庭のお内仏を給仕し、朝夕に「正信偈」のお勤めをすることに始まります。すぐにお勤めができなくても、あるいはいそがしくても、せめて一日に一度はお内仏に向かってお念仏申すことが大切です。
また、聞法の場への参加、お手次ぎのお寺の報恩講へのお参りをしたいものですね。法に帰依するとは、仏法聴聞につきます。ですから、月に一度はお寺の集まりへ、年に一度は本山(真宗本廟)へといわれますが、できるかぎり足を運び、法話を聞く場、語り合いの場に参加したいものです。

法名って何ですか?

私たちの名前は、両親の願いがかけられて名づけられたものですね。一方、帰敬式を受けると「釋」の字が冠せられた二字の法名を賜ります。これは仏さまから願いがかけられた名前といってもいいでしょう。仏さまの願いを本願といいますが、その本願に出遇い、三宝に帰依して生きるものとなるという名告りです。

法名とは亡くなった時につけていただく名前ではないのでしょうか?

法名は、お釈迦さまの教えを聞いて生きる者としての名告りですから、亡くなってからの名前ではありません。
私たちは大切な方が亡くなられると、葬儀や法事を勤めます。そしてそれらは当然「法名」で行われます。また、各ご家庭ではお内仏に亡くなった人の法名をおかけしますので、誤解されがちのようです。
私たちは、葬儀や法事を「死者供養」「先祖供養」という意味で勤めがちなようです。しかし、亡き人への供養だけが、本当に亡き人を大事にし、亡き人の生涯を尊んでいくことになるのでしょうか。残されたものの本当のつとめはどのようなものなのでしょうか。そのことを私たちは考えていきたいものです。

法名はどうやってつけていただくの?

「法名」には、本山で選定された法名とお手次ぎのお寺の住職につけていただく法名があります。帰敬式を受けようとされる際には、事前に住職にご相談ください。

それでは帰敬式はどこで受けることができるの?

帰敬式は、本山(真宗本廟)で受式できます。基本的に毎日、午前と午後にそれぞれ一度ずつ行われます。
また、全国の別院やお手次ぎのお寺で受式することができます。別院では報恩講等の大きな法要の際に、門首・鍵役による帰敬式が執り行われることがありますので、お手次ぎのお寺や別院・教務所にお尋ねください。また、お手次ぎのお寺で受式を希望される場合には、住職が執行者となりますので、まず住職にご相談ください。

帰敬式を受ける時に気をつけることは?

念珠は必ず持参してください。また、帰敬式で用いる略肩衣と勤行本は、受式される皆さまにお渡しします。
略肩衣は、仏さまにお参りするときに、肩にかけます。帰敬式では、決められた「略肩衣」をかけて受式していただきます。受式後は、お寺やお内仏にお参りするときに着用してください。