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2002年4月23日更新

小泉内閣総理大臣の4月21日の靖国神社参拝に対する抗議文

抗 議 文

 

 去る4月21日、貴職が唐突に靖国神社へ参拝されましたことは、まことに遺憾であり悲しみを覚えるものであります。

 

   これまでも私たちは長年にわたり、真宗教団連合として「首相・閣僚の靖国神社公式参拝の中止」を求めて要請を続けてまいりましたが、その声が聞き届けられることなく、このたびの参拝が行われたことに対して激しい怒りを感じます。

 

 靖国神社は、戦没者を「英霊」として祀ることをとおして、国家の目的遂行のための戦争を正当化する機能を持った特異な宗教施設として創建されたものであります。そのような性格を有する一宗教法人に、首相が参拝されることは、先の戦争への国家の責任を曖昧にし、政教分離という日本国憲法の精神を踏みにじる許されない行為といわざるをえません。

 

  昨年9月の米国での同時多発テロを契機に行われた報復戦争によって、多くの人々が不安と絶望の中に投げ出されている状況の中、わが国はいち早く米国支援の姿勢を打ち出し自衛隊派遣を行っています。そして、更には、近時「有事法制関連3法案」の制定へ向けての動きが活発化しようとしています。このような流れを見るとき、再び戦争を可能とする環境が整えられようとしているという強い危惧を感じるものであります。

 

 このような時期に首相の靖国神社への参拝が実施されたことは、「平和を守り、二度と悲惨な戦争を起こしてはならないとの不戦の誓いを堅持することが大切」とする首相の参拝所感とは裏腹に、多くの戦争犠牲者の存在やその平和への願いを無視し裏切ることに他なりません。

 

 私たちは、戦争を起こしてしまう人間の罪業をどこまでも見据えながら、全人類の平和への願いに立ち不戦の決意をあらたにするとともに、今回の貴職の靖国神社参拝に強く抗議し、今後の参拝に関しても引き続き中止を求めるものであります。

 

2002年4月22日

真宗大谷派宗務総長 三浦 崇

内閣総理大臣 小泉 純一郎 殿

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