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2020年1月1日更新

年頭の挨拶 宗務総長 但馬 弘

「愚に樹つ」                  宗務総長 但馬 弘

新年をお迎えし、謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。 

 昨年は、大型台風をはじめとする自然災害により多くの尊いいのちが奪われました。今もなお、苦難の生活をしいられる全ての方々に対して、心よりお見舞い申し上げます。人間の想像を遙かに超える大自然の脅威を身近に感じつつも、その中でいただいたいのちを丁寧に尽くしていかなければならない私たちであると思いを新たにするものであります。
 真宗大谷派(東本願寺)におきましては、二〇二三年春に宗祖親鸞聖人御誕生八百五十年・立教開宗八百年慶讃法要をお迎えいたします。そして、この御法要に向けて、「南無阿弥陀仏 人と生まれたことの意味をたずねていこう」というテーマを掲げさせていただきました。
 宗祖親鸞聖人が、法然上人をはじめとする浄土教の祖師方からいただいた教えは、弥陀の本願を信じ、「南無阿弥陀仏」とお念仏を申して生活をすることであります。「真実の教えに帰依して生きよ」という仏からの呼びかけがなければ、私たちには決して自らの愚かさに気づくことはありません。さらに、煩悩具足の身であるがゆえに、あらゆる御恩に深く心をいたすことなく、大切にしなければならないことを切り捨ててしまう存在として生きています。
 宗祖親鸞聖人が最晩年に、「浄土宗のひとは愚者になりて往生す」(「末燈鈔」)という師法然上人のお言葉を思い起こされ、お手紙に綴られたのも、生涯聞法をとおして、ご自身の事実を深くしらされたからであり、だからこそ出遇える温かく豊かな世界を感得されたからでありましょう。

  本願力にあいぬれば
   むなしくすぐるひとぞなき
   功徳の宝海みちみちて
   煩悩の濁水へだてなし

          (親鸞聖人「高僧和讃」『真宗聖典』四九〇頁)

   (意訳)
   阿弥陀さまの願いの力を信ずれば、すべてのことが意味あるものとして感じ取れる身と
   なるのであります。そして、仏の慈悲のお心と煩悩に覆われた私の心との間に隔ての
   ない一味平等の世界がひらかれるのです。

 さまざまな御縁をとおして、私が人としていのちをいただいている意味をたずね、仏の願いの中で育てられている我が身をしらされていく一年としてまいりたいと存じます。

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