このたびの令和2年7月豪雨により、被災された方々に衷心よりお見舞い申し上げます。
《真宗大谷派寺院・門徒の被害状況》
2020年11月11日現在における真宗大谷派の被害状況については、
▽本堂・庫裡・納骨堂の床上床下浸水の寺院被害7ヵ寺
(福岡県大牟田市、大分県由布市、熊本県葦北郡芦北町・八代市・人吉市)
が九州教区から報告されております。
ご門徒宅の被災状況は下記のとおりです。
教区 | 全壊 | 半壊 | 床上浸水 | 床下浸水 | 合計 |
---|---|---|---|---|---|
九州 | 130 | 110 | 293 | 325 | 858 |
岐阜高山 | 8 | 0 | 15 | 38 | 61 |
山形 | 0 | 0 | 14 | 13 | 27 |
《救援金の取扱いについて》
このたび、令和2年7月豪雨に対し、救援金総額4,822,116円が宗派へ寄せられました。
宗派では、特に甚大な被害のあった九州教区への宗派見舞金100万円の給付に続き、お寄せいただいた救援金を九州教区に450万円、岐阜高山教区に50万円給付することを災害救援本部にて決定いたしました。全国より心温まるご支援を賜りましたことに対し改めて厚く御礼申し上げます。
《宗派対応》
7月 4日(土) 九州教務所にて被害状況の情報収集
7月 5日(日)~ 九州教務所員が被災寺院を現地見舞い
物資配布(飲食物・土砂撤去備品・タオル・マスクなど)
7月 6日(月) 災害救援本部会議の開催
九州教務所(熊本教務支所)へ災害見舞タオル600枚と門徒見舞品
(三折御本尊、勤行本)を送付
7月 8日(水)~ 被災地(人吉市、八代市)にて宗派ボランティア(寺院、門徒宅の
泥の掻き出し、搬出等)を行う(8日以降継続)
九州教務所へ災害見舞タオル600枚を送付
7月 9日(木) 九州教務所(熊本教務支所)へ災害見舞タオル600枚を送付
7月 9日(木)~ 岐阜高山教務所員が被災地域寺院を現地見舞い
7月10日(金) 災害救援本部会議の開催
救援金勧募の決定
(真宗本廟境内救援金箱及び各教区へ勧募依頼)
岐阜高山教区へ災害見舞タオル200枚を送付
7月28日(火) 災害救援本部会議の開催
九州教区へ宗派見舞金100万円を給付
九州教務所へ災害見舞タオル600枚を送付
11月12日(木) 災害救援本部会議の開催
九州教区へ救援金450万円給付
岐阜高山教区へ救援金50万円給付