活動報告

【速報】

2013年度第2回 「ひとりからはじめる子ども会」講習会を開催しました。(2014.4.16~17)

 青少幼年センターでは子ども会を「ひとりからはじめる」こと、そして「ひとりと出あう」ことを大切にした「ひとりからはじめる子ども会」という動きを現在推し進めています。昨年発行した子ども会開設の手引き『ひとりからはじめる子ども会』の改訂版(手引きについての詳細は、こちら)作成の願いにもとづいた本年度第2回目の講習会を4月16日から17日の1泊2日の日程で青少幼年センターを会場に開催しました。

 

 

まずは子ども会を体験!

まずは子ども会を体験!

 この講習会は、少人数制かつ参加者と講習スタッフが寝食を共にすることにより、講師から参加者へという一方通行の講習会ではなく、体験や実践を取り入れながらの話し合いを多くもつことで、参加者それぞれの事情をスタッフが共に考え、1ヶ寺での子ども会発足を前向きかつ意欲的に促す内容となっています。

 

 

 講習会はまず、参加者自身に子どもとなって子ども会を体験していただくことからはじめ、手引きのコンセプトでもある「ひとりでもできる」ことを念頭においたゲーム体験や絵本・紙芝居の読み方のポイントの講習が行われ、実際の子ども会の魅力を感じていただきました。そして、参加者それぞれが具体的に思い描く子ども会を、子どもたちへの案内文という形で表現いただきました。また、日程中に全体座談や懇親会など参加者同士、参加者とスタッフとの話し合いの時間を多く取ることにより、各お寺での子ども会開設後にも相談し合える関係作りを目指しています。

 

子ども会での手遊びを実践

子ども会での手遊びを実践

 

 

子ども会の企画をスタッフとともに考える参加者

子ども会の企画をスタッフとともに考える参加者

 日程の終盤には、参加者の方々にそれぞれのお寺での子ども会をイメージしての子ども会発表をしていただき、参加者がお互いの発表を見る中での新たな発見もあり、参加者からは「少し難しく考えていた子ども会も、かなり具体的なイメージが膨らんだ」との声をいただきました。

 

 

参加者による子ども会の発表(仏教讃歌を用いた子ども会)

参加者による子ども会の発表(仏教讃歌を用いた子ども会)

 

 

紙芝居を実演する参加者

紙芝居を実演する参加者

 

白書院に場所を移しての全体座談にて、子ども会への想いを語り合う参加者とスタッフ

白書院に場所を移しての全体座談にて、子ども会への想いを語り合う参加者とスタッフ

 

 

 青少幼年センターでは次年度も引き続き、この「ひとりからはじめる子ども会講習会」をはじめとして、「ひとりからはじめる子ども会」への動きを全国に拡げていきます。