【報告】
そうちゃんと草津大谷保育園の先生とあかほんくんの物語
こんにちは、ボクあかほんくんです!
この春、滋賀県の草津大谷保育園の先生からお手紙をいただきました。
そのお手紙には去年の御正忌報恩講でボクがはじめて出会ったそうちゃんの事が書かれてました!
と~ってもうれしくてココロがポカポカしたので、みなさんにご紹介します。↓↓
拝啓 あかほんくん 様
今年も私の勤める保育園から子どもたちが卒園し、小学校へ巣立っていきました。
その中の一人、そうちゃんが「先生、あかほんくんに手紙書いといて」と言って卒園していきました。(自分で書くのは難しいし、恥ずかしいとのこと)
[ そうちゃんのこと ]
そうちゃんのことを紹介させて下さい。
彼は1歳から園で過ごしてきました。
同級生の中で誰よりも泣き、
誰よりも怒り
誰よりもケンカし、
誰よりもアクシデントの多い子でした。
一方、誰よりも人を笑わせ、思いやり、
誰よりも才能豊かで誰よりも皆に愛されてきた子です。
そんな彼はずっと園で行われるお参りが大嫌いでした
動き回りたいし、お喋りしたいし、遊んでいたいからです。
みんなが礼拝(らいはい)している間、別室で遊び続ける彼の横で
私が一人礼拝(らいはい)し、歌をうたうこともありました。
でも保育園が大好きなそうちゃんは毎日元気に通い続け
できることが増え、そして色々な才能を発揮し、
日々、沢山の葛藤(かっとう)と学びの中で成長していきました
[ あかほんくんとの出会い ]
卒園する前には園長先生のお寺でお参りする時には
おつとめ本(赤本)を手に正信偈(しょうしんげ)をおつとめしていたんです。
(時々おつとめ本の裏表紙に写るあかほんくんの写真を眺めながら)
報恩講(ほうおんこう)の時に東本願寺に参拝した時にはあかほんくんに会えたことを
とても喜び興奮していました。
一番抱きついて触りまくり
一番話しかけ、表紙を開いて見せるようせがんだあの子です!!
スタンプラリーをさせてもらい、ガチャガチャであかほんくんのキーホルダーを手に入れ本当に嬉しそうでした。
あかほんくんの大ファンのそうちゃんは、
ある日赤い体育用運動マットの中に入って見せ「あかほんくんごっこ」を始めました、
自分があかほんくんにしてもらったように友達に手を振り、頭をなで、一緒に記念撮影し皆が喜んでいる姿を見て楽しくなったので今度はダンボールであかほんくんを作ると宣言。
アーティストのそうちゃんは「先生も手伝って」と材料をかき集め、試行錯誤を繰り返し、
部屋を材料と失敗した紙くずや道具で散らかしながら、私の予想を超えるクオリティーの高いあかほんくんを完成させたのです。
そうちゃん扮(ふん)するあかほんくんは園内を歩き回り、お別れ会にも登場!
卒園前の参観日には保護者さんにも披露することができました。
いい卒園制作となりました。
[ あかほんくんへ ]
字が読めるようになったそうちゃんは得意気に(私がかわりに書いた文字)
「わたくしたちは…」を読み上げていました。
そうちゃんがいてくれたおかげで毎日クラスは驚きと笑いに包まれ発見があり
エネルギーに満ちあふれていました
彼の存在から私も気づかされ、教えられることが毎日ありました。
あかほんくんの大ファンで仏さまの子どもとして大きく成長したそうちゃんのことをあかほんくん、覚えていてくださいね。
今年も東本願寺で会えることを楽しみにしています。
いつも子どもにもみくちゃにされながらも頑張るあかほんくん、どうぞご自愛下さいね、
鸞(らん)恩(おん)くん、蓮(れん)ちゃんも園児に人気です。
宜しくお伝え下さいませ。
敬具
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