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2015年4月24日 更新

【真宗教化センター】~地域に根差したコミュニティ~お講-大聖寺編-

③+

~脈々と受け継がれてきた伝統を次世代につなげるために~

石川県南部(加賀市・小松市)大聖寺教区の矢田町公民館にて、東組のお講(午前中は組講・午後は示談講)が行われた。大聖寺教区は、東組・西組・南組・北組・中組の5つの組(くみ)に分かれていて、毎月、それぞれの組でお講(組講)が開かれている。
小松・大聖寺教区は、お講によってお念仏が相続されてきた歴史と伝統が今も地域に根付いている。

<お講ってな~に?>
お講とは、浄土真宗のお念仏の教えを聞き、語り合う集まりのことであり、始まりは、室町時代本願寺第8世蓮如上人の頃と言われている。
お講は本来、地域社会や信仰生活に根ざした「寄り合い談合」の場であり、地域社会の人々を結びつける大事な役割を果たしてきた。

  • 法義相続とは・・・
  •  親鸞聖人のお念仏のみ教えを受け継ぎ伝えていくこと

  • 本廟護持とは・・・
  •  真宗大谷派の本山である真宗本廟(東本願寺)を護持していくこと

    <組講(くみこう)ってな~に?>
    明治18(1885)年、お講が相続講として新たに整えられた。
    相続講の精神は、「法義相続・本廟護持」といわれる。相続講は、約130年間続けられてい
    て、各町の本山世話方が中心となり、組ごとに組講を開いて聞法に励み、ご門徒から相続
    講金を集めている。

    <示談講ってな~に?>
    毎月5つの組を持ちまわるお講である。本来、示談講は、各組を持ちまわるということで、5つのすべての組から世話方や門徒が集まってお参りする教区の「総講」としての大事な性格があったとされている。
    示談とは、門徒が互いに自分の仏法についての理解を語り合い、信心を確かめるという意味で、「寄り合い」・「談合」とも呼ばれる。つまり、講師の一方的なお説教ではなく、参加者が質問や疑問をお互いに出し合いながら、対話を深めていく「座談」を大切にしている。

    ~東組会長の東山敏氏にお講についてお話しを聞きました~
    <お講の魅力ってな~に?>
    「自分を仏法に照らして、自分を見つめなおすことができる。私たちは良縁ばかりを願い、悪縁を嫌うが自分に振りかかってくるご縁をいただいていくしかない。私たちは大きな自然の恩恵、目に見えない大きな力の支えにより、毎日生きている。これが仏の慈悲である。信心は皆捉え方が違う。また、地獄・極楽も、後生の一大事も捉え方がそれぞれ違う。だからこそ、自分の受け止め違いがあれば、直してもらうこと、それが大事。お講で聞法の歩みを共にしていく友達と逢えることが楽しみでお講に参加している。」

    <豊かな念仏の大地の回復する取り組みを>
    「今の娑婆は、自分さえよければそれでいい、他人はお構いなしの、人情のない冷たい社会になっている。
    親の恩、先祖の恩、先生の恩。
    そして、『ありがとう』、『おかげ様』、『感謝の念』。この3つが『南無阿弥陀仏』と思う」
    と話された。

    <僧俗を超えて共に語り合う場>
    僧侶は教化する人、門徒は教えられる人。そんな概念を超えて“共に”語り合い聞法する場を創造する。講はそんな先人からの想いを引き継いでいる。
    隣に座っている人が、自然と共に仏法を聞いていく友達になっていく。

    <お講の活性化を期す>
    今一度、お講の活性化を期し、暖かい人間関係を取り戻す。地域に開かれたコミュニティの場、地域共同体の再生と回復を願い、北陸の地では、今も講の伝統は受け継がれ続けている。          

    ②+ ①+

    東組会長の東山敏氏にお講についてお話しを聞きました

    ④+ ⑤+

    お内仏を前に、忌憚なく質問できる雰囲気

    矢田町公民館のお内仏

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