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2012年1月27日 更新

共催展「親鸞と被差別民衆」・同シンポジウム開催

「親鸞と被差別民衆」シンポジウム

 昨年12月3日から1月22日まで、真宗本廟参拝接待所ギャラリーにて、共催展「親鸞と被差別民衆」が開催された。今回は、宗祖の生涯、特に被差別民衆との出会いに光をあて、宗祖が願われた御同朋御同行の世界を受けとめていこうという趣旨のもと、大阪人権博物館、浄土真宗本願寺派との共催展となった。
 また、1月19日には関連行事として、シンポジウムが宗務所議場において開催された。
 はじめに、玉光順正氏(山陽教区光明寺住職)による問題提起があった。
 玉光氏は「親鸞認識の方法」と題し、「親鸞聖人は、上・下や内・外といったものに代表される日本人の差別意識に対し、非(あらず)、横(おう)という異なった価値観を世にあきらかにした」と語り、従来の「親鸞聖人」像を踏まえながらも、親鸞と被差別民衆という新たな史学的視点に立ち時代研究を深めることは、その思想や人間像に迫る可能性を秘めている」とした。
 引き続き、本ギャラリー展の監修者である村上紀夫氏(大阪人権博物館学芸員)、宇野哲哉氏(浄土真宗本願寺派基幹運動推進本部中央相談員)、玉光順正氏、山内小夜子解放運動推進本部本部委員をパネリストに、訓覇浩同委員の進行のもと、ディスカッションが行われた。
 村上紀夫氏からは、親鸞聖人と被差別民衆の関係に着目し独自の研究を行った研究者・河田光夫氏の業績について報告いただいた。また、宇野哲哉氏は、『唯信鈔文意』にある親鸞の民衆に対する態度にふれつつ、浄土真宗本願寺派における部落解放運動への取り組みの歴史について発言された。最後に山内本部委員からは、当時の仏教の女性観に対し、妻帯をはじめとする聖人や妻恵信の生き方の画期性に視点をあてた報告があった。

 親鸞聖人が生きた時代の身分制度や被差別民衆について考究を深めることで、聖人が克服されようとしていた問題をあらためて見つめるシンポジウムとなった。

玉光順正氏による問題提起 ギャラリー展観覧の様子

玉光順正氏による問題提起

ギャラリー展観覧の様子

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