![]() |
|
宗祖親鸞聖人のお墓所である大谷祖廟では、8月1日から8月5日までの5日間にわたって暁天講座が開講されました。日中の暑さを避けた午前6時30分より、本堂において勤行の後、法話が行われました。
本年は、新型コロナウイルス感染症対策として、境内各所に消毒液を設置するとともに、マスク着用の呼びかけの徹底、受付での検温、ソーシャルディスタンスの確保、講師の演台に飛沫防止のためのアクリル板を設置、勤行の次第を変更する等の対応を講じたうえで、開講いたしました。また、大谷講(大谷祖廟奉仕団体)からミネラルウォーターが提供されました。
法話では、コロナ禍における我々の現状を踏まえ、親鸞聖人が生きておられた時代の社会的混乱に対し、聖人がどのように考え、行動をしていたのかについて語られました。法話をとおして、「これまで」の日常生活を見直す機会となり、わが身に問われる仏法に対して、多くの方々が頷いておられました。
新型コロナウイルスの影響もあり、5日間をとおして、例年に比べて少ないものの、約250名の参聴があり、それぞれがお念仏を確かめる場となりました。
なお、法話については、後日「しんらん交流館ホームページ」にて動画を公開いたしますので、ぜひご覧ください。
昨年までの暁天講座の法話動画はこちらからご覧ください。