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12月に入った渉成園では、園の南側にあるイロハモミジやイチョウの木など、秋から冬にかけての風景をまだまだ楽しむことができます。
現在は特に、丹楓渓(たんぷうけい)付近の紅葉が色ついてまだ赤い葉を残しています。
「丹」とは朱色を表す語で、文字通り、紅葉の美しい渓谷を模した一帯となっています。
他にもカリン、八朔など、冬に実をつける木々や、ナンテンやクチナシの実を食べにくる鳥の姿も見ることができ、京都の街中でありながら、自然や生き物を観察することができます。
※現在渉成園では来年の3月頃まで浚渫工事を行っており、印月池の水が44年ぶりに抜かれていますが、普段は水面下に隠れている石組の様子も見どころです。