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2020年も残すところあと数日となりました。
本年は新型コロナウイルスの影響で、春の法要や春秋の永代経総経、御正忌報恩講では、境内各所にアルコール消毒液の設置や職員による検温の実施、参拝者の方の受け入れを制限するなど、感染予防対策を施しながら法要や行事を行いました。
4月の「春の法要」は内勤めとなりましたが、4月から「いま、あなたに届けたい法話」と題し、YouTubeを使った法話の配信や、報恩講では、はじめて法要のライブ配信を行うなど、安全にご参拝できる取り組みに加え、ライブ配信を通して、真宗本廟にご参拝いただくことができない方にも法要にあっていただく場作りを試みました。
7月1日には、24年の⻑きにわたり門⾸の任にあった大谷暢顯門首(現:前門)が退任され、大谷暢裕門首が、真宗大谷派第26代門⾸の就任し、
11月20日には門首継承式が行われ、参拝者の方々やYouTubeを通して多くの方が見守る中、継承式を勤めることができました。
21日から28日までの報恩講でも法要や法話の様子のライブ配信が行われ、28日には真宗大谷派のみに伝えられる声明の坂東曲も僧侶の人数を減らし、飛沫防止パネルとマスクを着用しましたが、力強い念仏の声が堂内外に響きました。
飛地境内の渉成園では、ご参観の方は例年より少なくなりましたが、
木や花々はいつもと変わらず芽吹き、そして落ち葉となり、四季折々の風景が広がっていました。
来年も真宗本廟や渉成園の様子など、写真を添えて情報を発信していきます。
本年も1年写真日記をご覧いただき、ありがとうございました。