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東本願寺の境内、阿弥陀堂南側の荘川桜(2世桜)が今、満開を迎えています。
この桜の樹は、高山教区の荘川組・白川組(当時)の「ぜひ荘川桜を本山に寄進したい」との願いをうけて、2017年12月に植樹されました。
荘川桜とは、御母衣(みぼろ)ダム建設により沈んでしまう荘川村の桜の大木をダム湖の見える高台に移植し「荘川桜」と名付けられたと言われています。
また、荘川桜は樹齢450年と推定されるエドヒガンの古木で、そのエドヒガンの名の由来は、お彼岸であるこの季節に咲くためつけられたそうです。
その桜の実から苗を育てたものが東本願寺に植樹された「荘川桜」(2世桜)です。
この木は、植樹翌年の春から花をつけ、4年たった現在、より多くのエドヒガン特有の淡いピンク色の花びらが私たちの目を楽しませてくれています。
ご参拝の際は、ぜひお立ち寄りください。
撮影日:2021年3月26日