※開催要項(日程・開催形態)を掲載しました【10/19更新】
真宗教学学会では、毎年、真宗本廟(東本願寺)の報恩講期間中に、宗派内外から講師をお招きして講演会を開催しています。
本年の講演会のテーマは、昨年に引き続き「仏教の人間観―生老病死を考える―」を設定しました。「生老病死」は、釈尊の時代から仏教が見つめ続けてきた人間の根本的問題です。その課題を考えることを通して、仏教が人間をどのように見ているのか、あらためて尋ねてまいりたいと思います。
現代は、以前に比べて、科学技術や医学技術は進み、便利で物に満ちあふれた時代になったことは間違いありません。ただ、その中でかえって生きづらさを感ずる人も多く、本当に人間としての「生」が見えにくくなっていることも確かです。また、「老・病・死」はいのちの事実ですが、私たちがその事実を受けとめることは簡単ではありません。
ご参加の皆様と、ともどもに考える機会となることを願っています。
記
【日 時】
2022年11月24日(木)18時~ (開場17:00~)
【会 場】
しんらん交流館 2階大谷ホール
しんらん交流館へのアクセスはこちら
【テ ― マ】
仏教の人間観―生老病死を考える―
【講師・講題】
●平岡 聡氏(京都文教学園学園長、京都文教大学教授)
「仏教の人間観―<いのち>から考える―」
●織田 顕祐氏(同朋大学特任教授、大谷大学名誉教授)
「能所の転換―“意味と価値”を問いとして―」
【日 程】
17:00~ 開場
18:00~ 開会
18:10~19:10 講演①(平岡 聡 氏)
19:20~20:20 講演②(織田 顕祐 氏)
※当日の状況により多少時間が前後する場合がございます。
【開催形態】
大谷ホールでの聴講定員を100名(申込不要)とし、感染症対策を十分に講じた上で開催いたします。
【お問い合わせ】教育部
TEL:075-371-9193
E-mail:kyouiku@higashihonganji.or.jp