沖縄戦後のあゆみ
~米軍統治下から今なお続く沖縄の苦悩~
【開催趣旨】
戦後80年の節目の年が過ぎましたが、沖縄では戦後も米軍統治下で事件が絶え間なく続きました。本年は戦後81年となりますが、戦後沖縄で起きた事件はいずれもこれから「80年目」を迎えていきます。2025年に公開された映画『宝島』は戦後の米軍統治下の沖縄で起きた事件・事故の中で、米軍と日本に抑圧され続ける中で生きた人々の葛藤が描かれています。
米軍統治下であった1945年から1972年までの27年間、幾多の米軍による犯罪がありました。沖縄の日本復帰から2021年までの約50年間で米軍関係者の犯罪は6,109件にのぼり、うち凶悪犯は584件発生しています。そして2025年現在、それは絶え間なく起こっており、日々、書類送検や有罪判決が報道されています。特に性犯罪の発生が顕著であり、2024年7月、米兵による16歳未満の少女に対する拉致暴行事件を受け、沖縄別院では「米兵による女性への暴行事件に抗議します」との抗議声明を出しました。事件・事故が起こるたびに米軍は再発防止策などを約束しますが一向に改善される気配がなく、不信感をぬぐえません。
映画『宝島』の作中で、米軍の悪政と横暴に耐えきれなくなった者が、米軍に対して暴力に訴えようとするシーン。主人公の「そんなことしても変わらない」との呼びかけに「こうでもしなければ変わらない」と叫び返すあの葛藤は、今なおつづく沖縄の苦悩する心を表しているように思います。
今回は、戦後沖縄の歴史を学び、映画でも取り上げられている事件・事故の現場をフィールドワークします。
「日本を取り巻く安全保障の厳しさ」という一言で、日米の軍備が強化されて続けている沖縄で、浄土を拠り所として生きる者として歩みが問われてきます。本研修会を通して、沖縄の戦後の歴史から、一人ひとりがそれぞれに課題をいただき、歩みとなることを期して開催します。皆様のご参加お待ちしております。
●期 間
2026年4月14日(火)~16日(木)
●会 場
那覇セントラルホテル(〒900-0013 沖縄県那覇市牧志2-16-36)、沖縄本島各地
●講 師
野添 文彬 氏(沖縄国際大学教授)
●参加費
5,000円
※会場までの往復旅費と宿泊費は全額自己負担となります。
参加確定後、各自手配・購入ください。
●募集人員
30名 ※定員に達し次第締め切ります
●申込方法
申込用紙に必要事項を記入の上、沖縄開教本部までお申し込みください。
※申込用紙は「第26回非戦・平和沖縄研修会申込用紙【PDF】」をダウンロードいただくか、沖縄開教本部、最寄りの教務所にあります。
●申込締切
2026年4月6日(月)までに沖縄開教本部必着のこと(FAX可)
●申込先
沖縄開教本部(〒901-2223 沖縄県宜野湾市大山2-32-21)
TEL:098-890-2490 FAX:098-890-2491
Email:okinawa@higashihonganji.or.jp
●その他
参加申し込み者へは、追って詳細をお送りします。
※旅行手配の前に、必ず参加申込が締め切られていないかご確認ください。