お知らせ

アフガニスタンにおける仏教遺跡破壊に対する要望書

宗派声明
2001.03.07

このたび、アフガニスタンにおけるタリバーンによる仏教遺跡バーミヤンの仏像破壊命令を知り、仏教徒として深い悲しみを覚えます。

 

バーミヤンの仏教遺跡は、仏教がシルクロードを通じて多くの先達の上に伝えられ、世界の人々の精神生活に豊かな光を放った歴史的な証しであり、今日仏教徒のみならず、世界人類の共通の文化遺産にまでなっている遺跡であります。この遺産を、特定の宗教や政治的思想によって破壊することは、決して許されることではありません。

 

私たち真宗大谷派は、民族や国家、信仰や文化、それぞれのちがいを認めて、お互いを尊重し共生していくという、同朋社会の実現を目指しています。それこそが、世界に対話の場を開き、人類に平和をもたらす基盤になるものであり、先達が仏教遺跡を残されたその精神と響き合うものであると確信します。

 

どうか一日も早くこの世界遺産を守り、人類が求める平和への願いを実現すべく国際的な対話の道を開き、バーミヤンの危機的状況を克服し、仏像破壊が停止されるよう働きかけをここに強く要望します。

以 上

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