宗派情報 教団の動き

「部落差別問題等に関する協議会」を開催しました(12/5)

教団の動き
2025.12.19

12月5日、「是旃陀羅」の課題について現在宗派が取り組んでいる施策と今後の展開について協議するため、部落差別問題等に関する協議会を開催しました。各教区の代表者計18名が参加、オンラインを併用し実施しました。
木越宗務総長は開会挨拶において、『仏説観無量寿経』を差別的に解釈し布教してきた僧侶の罪責の重さをあらためて押さえ直し、いわゆる「七項目の宗派施策」(『真宗』2019年8月号掲載)の進捗を報告しました。
次に、解推本部からは2023年度より実施し全教区で開催された説明会における意見の分析結果を報告するとともに、2026年度からは取り組みの軸足が教区・組に移行していくことを説明しました。


その後、教区の取り組み実例が岐阜高山教区から報告されました。四衢亮実行委員長と教区駐在教導から、2024年度より教区教化委員会内に「「是旃陀羅」問題に取り組む実行委員会」を設置した経緯や、事業計画の主要点などが説明され、学習テキスト『御同朋を生きる』の輪読を重視した教区・組の学習を進めていることが共有されました。
また、解推本部からは現在準備を進めている学びのサポート方法として、課題を学ぶ音声付動画や人権週間ギャラリー展パンフレットのリニューアルを紹介しました。

教団の動き一覧へ戻る
宗派情報 -真宗WEB版-
TOPへ戻る