12月2日から5日にかけて、「教化伝道研修」第5期の第1回研修会(全6回)が、研修道場を会場にて開催されました。第1回目は、「教化と伝道」をテーマに掲げました。
初日は、まず御影堂にて開講式が行われた後、亀谷亨研修長(北海道教区即信寺前住職)より「教化伝道研修の願い」と題した講義が行われました。続いて難波教行所員(教学研究所)より発題がありました。
2日目には、相馬豊修練道場長(金沢教区道因寺住職)より課題別講義「教化と伝道」が行われ、真宗大谷派の僧侶として、「私たちは本当に救いを求めているのか」、「私たち一人ひとりにとって報恩講とは何か」といった問いかけがなされました。
3日目は、亀谷研修長より「聖教の学び」の講義が行われました。今期は『歎異抄』を中心に学ぶ予定です。今回は、前序にみられる「歎異の精神」を通し、聖人の信心と異なることを、一人の信心のみならず教団の問題とも重ねて『歎異抄』を確かめました。
最終日には、各講義・座談を通して見出された課題について、全体討議を行いました。
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相馬豊氏による課題別講義
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亀谷亨研修長による聖教の学び
〈担当:教学研究所〉