8月5日、宗務所において第1回宗務審議会「真宗本廟崇敬護持のための財源の検討に関する委員会」が開催されました。
当委員会は、2024年に提出された行財政改革検討委員会報告書における「寺院・教会および門徒によって支えられる宗派財政が、今後の社会環境の変化に伴って縮小を余儀なくされる可能性がある」との指摘を受け、潜在門徒(例:門徒の親族であって手次寺を持たない方等)や関係人口(例:寺院との直接的な関係はないが親鸞聖人に関心を持つ方等)など、多様な方々が親鸞聖人の教えに出遇い、宗派を支えてくださる一人となっていただくために必要な具体的施策を検討・審議するために設置されました。
委員会当日は、各委員に委嘱状が伝達された後、下谷泰史氏(宗議会議員)が会長に互選され、石川誠丈氏(北海道教区 教区会議長)が会長代理に指名されました。
今後、2025年中に答申書を提出することを目途として審議が進められる予定です。
委員会の様子
〈担当:行財政改革推進本部〉