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第3回「全国寺院活性化支援室主任会議」開催

教団の動き
2025.09.08

8月25日から26日にかけて、しんらん交流館大谷ホールにて第3回「全国寺院活性化支援室主任会議」を開催し、各教区支援室の主任職や関係者38名が出席されました。

 


会議初日は、「人口流動社会の中で寺院の活性化をどう考えるか?~教勢調査のデータを基に教区での支援策を創造しよう~」と題したワークショップを実施。第8回「教勢調査」の教区データをもとに、8つの教区をモデルとして、支援策の検討が進められました。
各教区の多様な現状に驚きの声が上がり、参加者は新たな視点に気づき、熱心にメモを取る姿も見られました。会場は活発な対話と共感に包まれ、議論の深まりが感じられました。
ワークショップの最後には、参加者から以下のような前向きな意見が共有されました。
「さまざまな調査と教勢調査の内容を統合し、寺院が抱える課題を可視化する必要がある」
「既存の教化事業を見直し、地域に根ざした活動を推進したい」
「教化組織や法座の場の再構築を支援するアイデアを、持ち帰ってすぐに提案したい」

 


2日目には、各教区の活動や、今後の構想を模造紙やスライド資料などにまとめて掲示発表する宗派ウェブサイト「教団の動き」掲載原稿「ポスターセッション」が行われました。
参加者は、足を止めてポスターをじっくりと読み込み、発表者と熱心に意見を交換し合いました。
このセッションは、各教区の個性や創意工夫がよく伝わる場となりました。活動の成果だけではなく、失敗談や悩みも率直に共有されたことで、参加者同士の共感と理解がさらに深まりました。
今回の会議を経ることで、参加者がそれぞれの教区に新たな学びを持ち帰り、今後の支援活動のさらなる発展が期待されます。


〈担当:企画調整局〉

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