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「是旃陀羅問題学習テキスト講習会」を開催しました(9/17~19)

教団の動き
2025.09.29

9月17日から19日にかけて、真宗本廟奉仕施設において、昨年度に引き続き「是旃陀羅」問題に関する取り組みの一つとして「是旃陀羅問題学習テキスト講習会」が開催されました。


この講習会は、学習テキスト『御同朋を生きる』を学ぶ中で、この問題の所在を明確に受けとめ、仏教の説く四姓平等と身分差別に対する批判に立ち返り、仏説に背き差別を助長してきた宗門と僧侶の罪責をかえりみて、あらためて『仏説観無量寿経』序分をたずねていくことをねらいとしています。


講習は、テキスト編纂に携わった宮下晴輝氏(前教学研究所長)をはじめ、解放運動推進本部本部委員と教学研究所研究職が講義等を担当し、日程の中で『御同朋を生きる』を読み通すことを基調として進められました。


受講者は、教区における取り組みを推進するスタッフをはじめ、教区・組における取り組みの中軸となる者が教区から選定されて参加しました。今回は教区駐在教導4名を含む17名が参加。章ごとに輪読・講義・全体攻究を行い、テキストが作成された経緯を踏まえた全体概要と、各章の要点を押さえ直し、本問題に関する学びを深めました。この講習会での学びを受講者が各教区で共有することで、教区及び組における取り組みを推進し、さらなる全宗門的な課題共有を目指しています。

なお、今年度は同内容での講習会を2月及び4月にも1回ずつ開催する予定です。

 

全体攻究の様子

 

 

講義の様子

 

〈担当:解放運動推進本部〉

 

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