2024年度年度宗派経常費御依頼額につきましては、全国の寺院・教会を取り巻く環境は依然として厳しい状況でありますが、皆様からは、「法義相続」・「本廟護持」の篤いご懇念をお運びいただき、総御依頼額50億2,018万円に対し約54億2,603万円、率にして108.0%の収納を賜りました。
また、令和6年能登半島地震及び令和6年奥能登豪雨により被災された能登教区からも教区御依頼額をご完納賜り、昨年度においても、全教区より御依頼額を完納いただきました。
これも、ひとえに各寺院住職・教会主管者、坊守及び門徒並びに関係各位の宗門活動へのご理解とご尽力の賜物であり、内局一同、厚く御礼申しあげる次第であります。
ここに深甚の謝意を申しあげますとともに、今後も真宗大谷派の展望を開く歩みを確実にすべく、同朋会運動を推進する宗門として教学振興、教化推進に尽力してまいります。
なお、各教区の収納結果について、下記のとおりご報告いたします。
真宗大谷派宗務総長 木越 渉