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【真宗大谷派学校連合会】第33回「大学研修会」・「学長協議会」を開催しました(7/11〜12)

関係団体
2025.08.19

真宗大谷派学校連合会では、7月11日から12日まで、「建学の精神の具現化を目指して-建学の精神と合理的配慮-」のテーマのもと、加盟大学・短期大学(部)の連携強化ならびに宗教教育の充実を目的に、第33回「大学研修会」・「学長協議会」を開催しました。本年は、函館大谷短期大学を会場とし、加盟校10校より15名が参加しました。


初日は、藤村敦氏(函館大谷短期大学学長)より「合理的配慮の具現化に向けた小規模短大の取り組み」を講題に講義が行われ、合理的配慮の義務化に伴う同学の対応と現状の課題について語られました。引き続き、その講義を踏まえ、難波教行氏(真宗大谷派教学研究所所員)より、「「共に学ぶ」を考える―親鸞聖人の教えと難病の身を通して―」を講題に講義が行われました。難波氏は、「「共に学ぶ」ための場の創造の延長線上に合理的配慮(調整)があり、加盟校では、障害学生とそうではない学生、学生と教職員、全ての人が親鸞聖人の教えのもと、共に学べる場の創造をお願いしたい。」と話されました。その後、加盟校学長及び研修会テーマに応じた担当者に分かれて協議会を実施し、1日目は終了しました。


2日目は、函館大谷短期大学、函館大谷幼稚園、函館大谷高等学校の施設見学を行いました。その後、全体協議会を行い、前日の各協議会で話し合われた意見交換を行った後、最後に一楽真氏(学校連合会会長)より総括が行われ、研修会が終了しました。

 

藤村敦氏の講義の様子


参加者からは「気候は涼しいが、研修会の内容は熱かった。厳しい状況下に置かれている大学・短大が多い中、各校が試行錯誤しながら生き残りを考えている。加盟校同士で、忌憚のない意見交換ができて身が引き締まる思いだ。」という声がありました。

 

難波教行氏の講義の様子


〈担当:教育部〉

◇真宗大谷派学校連合会とは?
宗祖親鸞聖人のみ教えを建学の精神とする学校の連合組織です。本年結成60周年を迎えます。

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