渉成園内に大きく広がる「印月池(いんげつち)」は、東山から上る月影を水面に映すことからその名がつけられています。
その風景を体験していただけるよう、渉成園では、お月見の会「渉成園十三夜」を開催しています。
今年2024年の十三夜は、10月15日(火)。
一夜限定で、夜間の渉成園でお月見をお楽しみいただけます。
印月池に映る十三夜の幻想的な月明りをご堪能ください。
▼2024年「渉成園十三夜」開催概要
【日時】
2024年10月15日(火)17:30~20:30(最終入園20:00) ※雨天中止
【場所】
渉成園(枳殻邸)〈東本願寺飛地境内〉
※渉成園へのアクセスはこちら
【内容】
≪月≫
・月明りの庭園散策
・2階建のお茶室「蘆菴(ろあん)」特別公開
≪食≫
お月見団子をはじめ、渉成園十三景にちなんだ軽食、アルコールドリンク等をお楽しみいただけます。
〈販売メニュー〉
お月見団子/十三景サンド(13種類の具材の入ったオープンサンド)/お月見ブリュレ(ホワイトチョコとサツマイモのタルト)/カンラオリジナルクラフトビール/各種ドリンク
〈販売・協力〉ホテルカンラ京都/THE THOUSAND KYOTO
≪音≫
閬風亭内では、アンビエントミュージックの生演奏を行います。
〈出演アーティスト〉
福永知史(guitar)/江島和臣(Ambient music)/武田真彦(Ambient music)
〈協力〉ホテルカンラ京都
【庭園維持寄付金】
大人1,000円/中高生500円/小学生以下無料
※昨年の様子(設置物等は本年と異なります)
昨年(2023年)の十三夜の様子はこちら
最新情報は、渉成園Instagramで更新します
【十三夜―じゅうさんや―】
お月見は、平安時代に中国から入ってきた「十五夜(旧暦八月十五日)」が有名ですが、その一月後の「十三夜(陰暦九月十三日)」も、平安時代より日本独自のお月見として親しまれてきました。
【渉成園十三景】
江戸時代後期、渉成園を訪れた漢学者頼山陽は著作「渉成園記」の中で園内の主な建物、景物を「渉成園十三景」として紹介し、その風雅を讃えています。
【お問い合わせ】
真宗大谷派宗務所・本廟部
TEL 075-371-9210(9:00~17:00)